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パレットソフト(株)メンバー 名前 性別 年齢 ヨウコ 女 28 トモヒロ 男 26 マルコ 男 50 アキラ 男 20 タカシ 男 23 [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] 戻る
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パレット(Palette) 性別:女 年齢:22歳 誕生:5月10日 身長:168cm 体重:??? 趣味: 好き:大型犬 嫌い:昆虫、雷 口癖: 元ネタ:カラーパレット Gallery みんなに色を供給する HSBとRGB(双子)を召喚できる 皆の前では、HSBとRBGに仕えているフリをしている。(ホントはパレットが主。) 左手がHBS、右手がRBG パレットは自分の年齢をひーとるーに分け与えて召喚できる。その間自分は分け与えた年齢分若返る。 ただし、二人の年齢は常に同じになるようにしなければならなく、かつパレットの年齢を上回ることはできない。 何もしない場合は通常の5歳での召喚になる。 1回召喚すると30分は元に戻せない 。
https://w.atwiki.jp/psosch/pages/17.html
キーボード&ゲームパッド共通 正式名称アクションパレット カスタムからカスタマイズ可能で、最大6個まで好きなアイテムorテクニックをセットする事ができる 表には重要な物を、裏にはよく使うものを入れるように心がけよう 裏のパレットはフォトンブラスターが溜まった場合に使えなくなるので注意 同じテクニック、アイテムを複数入れる事はできない キーボードのみ 数字の1~0にテクニックをセットする事が可能 セット方法は『カスタム→なんでもいいので選択→カーソルを設定したいスキルまで持っていき設定したい数字キーを押す』で行う事ができる アクションパレットのセットと被っていてもセットする事が出来る 同じテクニック、アイテムを複数のキーにセットすることはできない
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/44396.html
【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ 志茉理寿の曲パレット/志茉理寿 A-9の曲パレット/A-9 レタスPのCDパレット/CD 作り手パレットP palette 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
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パレット 作詞/91スレ350 パレットの端っこに残ってる黒 他の色に変わる予定もない 君はどうせ使わないだろうし 真っ白な道を走ってくよ Run run run and run 誰も俺を止められやしない 前にふさがるものは潰していくぜ いまだに孤立する残った黒 目の前に写るきれいな青 ああ、あんなきれいなものに あんな空みたいに染まれるかな Fly fly fly and fly 誰も俺は止められやしない 前に写るものを潰してしまうよ ah なんでなんにも混ざれないんだろう どれだけ突き進んだって 黒 黒 黒 変わりたい Run run run and run 誰も俺を止められやしない 前にふさがるものは潰してしまうんだ 音源 パレット パレット(歌:yuya)
https://w.atwiki.jp/lovely-fruity/pages/185.html
<VUレベル> 0-47:VU(48段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを『レベル表示色』で表示 (シンプルでは該当レベルのセグメントのみ表示,累積では該当レベル以下の全てのセグメントも表示) (標準では指定した『レベル表示色』で表示,レインボーでは「レインボーカラー」で表示) 48-95:VU(48段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを「『レベル表示色』よりも若干明るい色」で表示 (シンプルでは該当レベルのセグメントのみ表示,累積では該当レベル以下の全てのセグメントも表示) (標準では指定した「『レベル表示色』よりも若干明るい色」で表示,レインボーでは「レインボーカラー」で表示) 96-143:VU(48段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを「『レベル表示色』よりも明るい色」で表示 (シンプルでは該当レベルのセグメントのみ表示,累積では該当レベル以下の全てのセグメントも表示) (標準では指定した「『レベル表示色』よりも明るい色」で表示,レインボーでは「レインボーカラー」で表示) 144-192:VU(48段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを『レベル表示色』で表示 (シンプルでは常に背景色となり,累積でのみ該当レベルのセグメント間を表示) (標準では指定した『レベル表示色』で表示,レインボーでは「レインボーカラー」で表示) [制御ビット14(G 6)でデジタル7セグメント] <累積VUレベル(単色)> 193-198:VU(6段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを『再生中色1』で表示 (常に指定した『再生中色1』で、該当レベル以下の全てのセグメントも表示) 199-202:VU(4段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントを『再生中色2』で表示 (常に指定した『再生中色2』で、該当レベル以下の全てのセグメントも表示) [制御ビット4(R 4)で設定表示用に変更][制御ビット5(R 5),6(R 6)で動作設定を変更] <感度> 203/204/205:感度がhigh/middle/low時に、該当の感度を『設定表示色』で表示 [制御ビット5(R 5),6(R 6)で動作設定を変更] <チャンネル> 206/207:左/右チャンネル時に、該当のチャンネルを『設定表示色』で表示 [制御ビット5(R 5),6(R 6)で動作設定を変更] <ピークレベル> 208-221:ピークレベル(14段階)の各レベルに応じて、該当レベル以上のセグメントをピークメーターの色設定で表示 (セグメントに対応するレベルもピークメーターの設定に従う) [制御ビット8,9(G 1)で設定変更] <状態> 222/223:再生中であれば『再生中色1』/『再生中色2』で表示 (再生中以外は『停止中色1」/『停止中色2』で表示) 224/225:再生中であれば『再生中色1』/『再生中色2』で表示 (再生中以外は『背景色』で表示) [制御ビット7(R 7)で動作設定を変更] <枠> 226:常に「枠の色(明るい部分)」で表示 227:常に「枠の色(暗い部分)」で表示 <背景> 228:常に「Fruityの背景色」で表示 <再生/停止> 229-232:再生中/停止中で、『再生中色1』/『停止中色1』と『背景色』をブレンド(4段階)して表示 (ブレンド比率は、75 25,50 50,30 70,15 85) 233-236:再生中/停止中で、『再生中色2』/『停止中色2』と『背景色』をブレンド(4段階)して表示 (ブレンド比率は、75 25,50 50,30 70,15 85) [制御ビット12(G 4)でデジタル7セグメント] <任意色> 168-183:パレットで設定された「任意色(16色)」で表示 [制御ビット14(G 6)をオンで使用] [制御ビット15(G 7),16(G 8)でグラデーション] 184-192:パレットで設定された「任意色(9色)」で表示 [制御ビット14(G 6)をオンで使用] 237-252:パレットで設定された「任意色(16色)」で表示 [制御ビット10(G 2),11(G 3)でグラデーション][制御ビット12(G 4)でデジタル7セグメント] <固定色> 253:常に指定された『前景色』で表示 254:常に指定された『背景色』で表示 <7セグメント> 144-167:レベルに対応する数字を表示するためのセグメント(24パーツ)を表示 [制御ビット14(G 6)をオンで使用] 229-252:レベルに対応する数字を表示するためのセグメント(24パーツ)を表示 [制御ビット12(G 4)をオンで使用] [制御ビット13(G 5)でマイナス表記用パーツを使用] <設定> 193:シンプル/累積の時に、該当モードを『設定表示色』/『背景色』で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] 194:累積/シンプルの時に、該当モードを『設定表示色』/『背景色』で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] 195:フェードアウトが、有効/無効の時に、『設定表示色』/『背景色』で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] 196:常にパレットで設定された「任意色(1色)」で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] 197/198-198:常に『設定表示色』/『背景色』で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] <レベル> 199/200/201/202:常に指定した『レベル表示色』/「『レベル表示色』よりも若干明るい色」/「『レベル表示色』よりも明るい色」/消灯色で表示 [制御ビット4(R 4)をオンで使用] <制御ビット> 227:パレット制御用(枠の暗い部分の色として使用,拡張ビットとしては未実装) 255:パレット制御用(色としては使用しない)
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パレットジュエリー(株)メンバー 名前 性別 年齢 ユウイチ 男 25 マルコ 男 50 アキラ 男 20 マコト 男 23 [[]] 戻る
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Last up date 2011-06-02 18 20 26 (Thu) 目次 パレット パレット NPCの詳細をかいていく予定です ▲ 過去のコメントはコチラ 名前
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1004.html
『デッサン』の続編です。 画板に絵の具やその他などのある文芸部室。 俺は部室でコンクールに出品するための作品を描くことにした。学校内で一番落ち着く場所、ここ以外で作業するのは何かと気が重いからな。 しかしながら何を描こうか。テーマは《光》だそうだ。 ……なんだよ《光》って。何を描けってんだ。太陽か?それとも電球でも描くか? などとおどけてみたが、描くものは決めていた。 俺にとっての《光》、ハルヒを描くと。窓際に座らせて陽光に照らされるハルヒというイメージができている。 そんなわけでいい感じに陽が降り注いでいるこの時間に終わらせることにした。 準備を終えた部室にハルヒが入ってくる。ちなみに今日は他の連中は気を使ってくれたのか、部室に来ないと言っていた。 「なんか……いつもの部室と違うわね」 いろんな物を移動させてるから当然だ。いつもと変わらないのは長門の定位置くらいか? 「まぁいいわ。あたしはどこに座ればいいの?」 その長門の定位置を示した。窓から差し込む陽で明るくなっているその場所を。 「ここあったかいわね……寝ててもいい?」 「好きにしていいぞ、座ってさえいれば問題ない」 冗談っぽく言ったハルヒに俺はそう答えて、下描きを始めた。 適当な雑誌に目を落としているハルヒを、陽の光の明るさをだしながら下描きを仕上げていく。 細部にまで目を通し、充分にハルヒらしさが出ていることを確認すると鉛筆を筆に持ち替えた。 今回は色をつけなければならないので、少し大きめのパレットに幾つかの色を落としていく。 「ちゃんと色は混ぜてから作った色を使うのよ!そっちの方が本物っぽく見えるからねっ!」 とか笑顔でアドバイスをくれるハルヒに笑顔で答えながら大まかな色塗りを進めていく。 ……と、そこで問題発生。 制服の色の感じと、窓から差し込む光の色の感じがどうもイメージが湧かない。 青、緑、黄色、白……。様々な色を混ぜ合わせてもどうしても上手く合わない。 「あ~、くそっ!ハルヒ……悪い、休憩取ろうぜ」 やはり自分の本能には逆らえないもので、最初は適当でいいと思っていた提出作品もいつの間にか真面目に取り組んでいた自分がいた。 俺は筆だけを置き、パレットを左手につけたまま自分で淹れた茶を飲んだ。 ぬるい、不味い。こんなんじゃ色のイメージすらできやしねぇ。 その時、俺の背中に柔らかくあったかい物が当たった。そして左手にあるパレットに当たる手は、一つ増えていた。 背中側からハルヒに抱かれていた。パレットと、右手を支えられるような形で。 「ちょっ……おい!何してんだよ!」 「そんなにイライラしながら描くんならやめてもいいのよ?あたしもそんな顔で描かれても全然うれしくないし」 顔にも態度にも上手くいかないイライラが出ていたらしい。自分の顔に意識を集中させると……なるほど。言われた通り険しい表情になっていた。 「もし、あんたが元のイキイキとした顔で描くってんなら……ほら、こうやって手伝ってあげるから」 ハルヒが筆を取ってパレット上で色を混ぜると、俺のイメージぴったりの色が出来上がった。 俺は振り向いてハルヒを見上げると、『ね?』と言わんばかりの顔で俺に向かって笑顔を飛ばした。 ……やれやれ、こいつにはかなわないな。 俺は気を取り直して再びハルヒを窓際に座らせて一人で作業を再開した。 中断する前のような感じはなく、楽しく作業をすることが出来て、イメージもどんどん湧いてきた。 久しぶりに描く面白さに浸ることができ、俺は自己満足のためだけに筆を走らせた。 「よしっ!終わりだ。ハルヒ、お疲れさん」 白い陽光が赤色に変わる頃に俺は描き上げた。 とりあえず教師に提出して、道具を片付けないといけないので、ハルヒに先に帰るように伝えた。 「あたしは美術室に大きい荷物を持ってってあげるから。あんたは提出した後は細かい道具片付けなさい」 ハルヒはそう言うと、まとめていろいろな物を持って部室を去った。 「勝手な奴だな……ありがとうな」 誰もいない部室に一人呟いてから美術教師の所へと作品を提出しに行った。 いろいろと話を聞かされるのもだるいから、俺は提出を済ますとすぐに職員室を去り、部室の小さい道具の片付けに取り掛かった。 水で筆を洗い、他の道具も洗って残るはパレットだけ。 ……そのパレットを見て、俺は洗わずに保管しておくことを決めた。 ハルヒが俺のためだけに作ってくれた色が中心に残っていて、どうしても洗い流したくないという気持ちになっていた。 パレットをそのままに、洗った道具を持って部室に戻るとハルヒは座っていた。 「遅い。早くしないと罰金よ!」 不機嫌そうな顔をしながら、どこかうれしそうで、それでも俺を待っていてくれたハルヒを背中から抱き締めた。 「ちょっと……な、何してんのよ!?」 「今日は……ありがとな」 簡単に礼を言い、さらに続けて思いのたけをぶつけた。 「ハルヒ、やっぱ俺お前のこと好きだ。……付き合ってほしい」 返事を聞く前にこっちを座ったまま振り向いているハルヒにキスをした。 赤い、夕焼けのようなハルヒの唇はとても柔らかく、安心できるあたたかさだった。 「……バカ、まだ返事してないじゃない。それに……順序が逆よ」 アヒル口を作り俺を見上げてくる。俺は考えるよりも先に行動していたからしょうがない。 「……あたしも、好き。うん、付き合うわよ」 返事が返って来た後、俺はもう一度キスをした。 強く抱き締めて、今まで抑えていた気持ちを出し尽くすように何度も何度も口付けた。 「んもう……ほら、早く帰るわよっ!ちゃんと送ってよね?」 颯爽と部室を出ていくハルヒに追いつき、手を握った。 俺達は二人で手を強く繋ぎながらパレットの上では作れそうにない神秘的な夕焼けの中を帰って行った……。 その後のことを少し。 俺の描いた絵は特選にはならなかったものの、特別賞とやらに選ばれたらしい。 特に大騒ぎするような物でもなかったが、例によってハルヒ企画でのパーティーをすることになった。 みんなで飯を食って、ゲームをしたりするだけのパーティーだが、俺にはこんなのがとてもうれしかった。 それから、ハルヒとのデートでは絵を描くことが多かった。俺に絵を描いてもらうのはとても幸せを感じられるのだという……よくわからん。 ともかく、俺はいつもと変わらない日常に戻り、それに対応していた。 ただ一つ違うもの、ハルヒとの交際だけを俺は特別扱いして過ごそうと思う。 俺のパレットに未だに残り続けるあの色のような特別扱いにな。 おわり
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1036.html
『デッサン』の続編です。 画板に絵の具やその他などのある文芸部室。 俺は部室でコンクールに出品するための作品を描くことにした。学校内で一番落ち着く場所、ここ以外で作業するのは何かと気が重いからな。 しかしながら何を描こうか。テーマは《光》だそうだ。 ……なんだよ《光》って。何を描けってんだ。太陽か?それとも電球でも描くか? などとおどけてみたが、描くものは決めていた。 俺にとっての《光》、ハルヒを描くと。窓際に座らせて陽光に照らされるハルヒというイメージができている。 そんなわけでいい感じに陽が降り注いでいるこの時間に終わらせることにした。 準備を終えた部室にハルヒが入ってくる。ちなみに今日は他の連中は気を使ってくれたのか、部室に来ないと言っていた。 「なんか……いつもの部室と違うわね」 いろんな物を移動させてるから当然だ。いつもと変わらないのは長門の定位置くらいか? 「まぁいいわ。あたしはどこに座ればいいの?」 その長門の定位置を示した。窓から差し込む陽で明るくなっているその場所を。 「ここあったかいわね……寝ててもいい?」 「好きにしていいぞ、座ってさえいれば問題ない」 冗談っぽく言ったハルヒに俺はそう答えて、下描きを始めた。 適当な雑誌に目を落としているハルヒを、陽の光の明るさをだしながら下描きを仕上げていく。 細部にまで目を通し、充分にハルヒらしさが出ていることを確認すると鉛筆を筆に持ち替えた。 今回は色をつけなければならないので、少し大きめのパレットに幾つかの色を落としていく。 「ちゃんと色は混ぜてから作った色を使うのよ!そっちの方が本物っぽく見えるからねっ!」 とか笑顔でアドバイスをくれるハルヒに笑顔で答えながら大まかな色塗りを進めていく。 ……と、そこで問題発生。 制服の色の感じと、窓から差し込む光の色の感じがどうもイメージが湧かない。 青、緑、黄色、白……。様々な色を混ぜ合わせてもどうしても上手く合わない。 「あ~、くそっ!ハルヒ……悪い、休憩取ろうぜ」 やはり自分の本能には逆らえないもので、最初は適当でいいと思っていた提出作品もいつの間にか真面目に取り組んでいた自分がいた。 俺は筆だけを置き、パレットを左手につけたまま自分で淹れた茶を飲んだ。 ぬるい、不味い。こんなんじゃ色のイメージすらできやしねぇ。 その時、俺の背中に柔らかくあったかい物が当たった。そして左手にあるパレットに当たる手は、一つ増えていた。 背中側からハルヒに抱かれていた。パレットと、右手を支えられるような形で。 「ちょっ……おい!何してんだよ!」 「そんなにイライラしながら描くんならやめてもいいのよ?あたしもそんな顔で描かれても全然うれしくないし」 顔にも態度にも上手くいかないイライラが出ていたらしい。自分の顔に意識を集中させると……なるほど。言われた通り険しい表情になっていた。 「もし、あんたが元のイキイキとした顔で描くってんなら……ほら、こうやって手伝ってあげるから」 ハルヒが筆を取ってパレット上で色を混ぜると、俺のイメージぴったりの色が出来上がった。 俺は振り向いてハルヒを見上げると、『ね?』と言わんばかりの顔で俺に向かって笑顔を飛ばした。 ……やれやれ、こいつにはかなわないな。 俺は気を取り直して再びハルヒを窓際に座らせて一人で作業を再開した。 中断する前のような感じはなく、楽しく作業をすることが出来て、イメージもどんどん湧いてきた。 久しぶりに描く面白さに浸ることができ、俺は自己満足のためだけに筆を走らせた。 「よしっ!終わりだ。ハルヒ、お疲れさん」 白い陽光が赤色に変わる頃に俺は描き上げた。 とりあえず教師に提出して、道具を片付けないといけないので、ハルヒに先に帰るように伝えた。 「あたしは美術室に大きい荷物を持ってってあげるから。あんたは提出した後は細かい道具片付けなさい」 ハルヒはそう言うと、まとめていろいろな物を持って部室を去った。 「勝手な奴だな……ありがとうな」 誰もいない部室に一人呟いてから美術教師の所へと作品を提出しに行った。 いろいろと話を聞かされるのもだるいから、俺は提出を済ますとすぐに職員室を去り、部室の小さい道具の片付けに取り掛かった。 水で筆を洗い、他の道具も洗って残るはパレットだけ。 ……そのパレットを見て、俺は洗わずに保管しておくことを決めた。 ハルヒが俺のためだけに作ってくれた色が中心に残っていて、どうしても洗い流したくないという気持ちになっていた。 パレットをそのままに、洗った道具を持って部室に戻るとハルヒは座っていた。 「遅い。早くしないと罰金よ!」 不機嫌そうな顔をしながら、どこかうれしそうで、それでも俺を待っていてくれたハルヒを背中から抱き締めた。 「ちょっと……な、何してんのよ!?」 「今日は……ありがとな」 簡単に礼を言い、さらに続けて思いのたけをぶつけた。 「ハルヒ、やっぱ俺お前のこと好きだ。……付き合ってほしい」 返事を聞く前にこっちを座ったまま振り向いているハルヒにキスをした。 赤い、夕焼けのようなハルヒの唇はとても柔らかく、安心できるあたたかさだった。 「……バカ、まだ返事してないじゃない。それに……順序が逆よ」 アヒル口を作り俺を見上げてくる。俺は考えるよりも先に行動していたからしょうがない。 「……あたしも、好き。うん、付き合うわよ」 返事が返って来た後、俺はもう一度キスをした。 強く抱き締めて、今まで抑えていた気持ちを出し尽くすように何度も何度も口付けた。 「んもう……ほら、早く帰るわよっ!ちゃんと送ってよね?」 颯爽と部室を出ていくハルヒに追いつき、手を握った。 俺達は二人で手を強く繋ぎながらパレットの上では作れそうにない神秘的な夕焼けの中を帰って行った……。 その後のことを少し。 俺の描いた絵は特選にはならなかったものの、特別賞とやらに選ばれたらしい。 特に大騒ぎするような物でもなかったが、例によってハルヒ企画でのパーティーをすることになった。 みんなで飯を食って、ゲームをしたりするだけのパーティーだが、俺にはこんなのがとてもうれしかった。 それから、ハルヒとのデートでは絵を描くことが多かった。俺に絵を描いてもらうのはとても幸せを感じられるのだという……よくわからん。 ともかく、俺はいつもと変わらない日常に戻り、それに対応していた。 ただ一つ違うもの、ハルヒとの交際だけを俺は特別扱いして過ごそうと思う。 俺のパレットに未だに残り続けるあの色のような特別扱いにな。 おわり